2005年01月07日
福沢ソーダ工会長「環境税」に強い反対
賀詞交換会で挨拶「業界に致命的影響」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:東亞合成

ソーダ工業会の福沢文士郎会長(東亞合成会長)は、7日開催した新年賀詞交換会で挨拶し、政府の「環境税」導入に強く反対していく方針を改めて強調した。

 同会長はまず、当面の重要課題として「環境問題への適切な取り組み」と、研究開発中の新技術「ガス拡散電極技術の完成」の2つをあげ「業界の存立基盤を固めていくためにも、今後全力をあげて推進していきたい」と各社に協力を要請した。

 この中で、環境税問題について「地球温暖化対策はいまや国民的課題だが、そのための対策は‘経済と環境の両立’と‘増税なき目的達成’を基本として進めていくべきで、まず税ありきでは、その目的や効果に疑問がある。万一導入された場合、ソーダ業界にとっては致命的となる」と訴えた。会場は大きな拍手に包まれた。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0107soda.doc