2005年01月07日
か性ソーダ04年の生産、447万トンで史上2位見込み
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 か性ソーダの需要好調が続いているが、04年の生産量は前年比2%増の447万トンとなる見通しだ。7日開かれたソーダ工業会の新年賀詞交換会で福沢会長が明らかにした。

 出荷は同2%増の445万トン。このうち内需は377万トン(同2%増)、好調だった輸出は約3%増の68万トンに達する見込み。懸案のソーダと塩素のインバランスも90万トン前後と、3年連続100トン以下となることが確実となった。

 同工業会によると、これら04年の生産、出荷量はいずれも現在集計中のため、最終確定はしていないものの、過去の統計と比較すると史上最高だったた2000年の実績に極めて近く、それぞれ数千トンの差となっている。このため一応04年は「史上第2位となる見込み」と公表しているものの、順位はなお微妙だという。