2005年01月13日
日本ゼオン、米司法省のNBR調査決着 連結業績予想修正
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本ゼオン

 日本ゼオンは13日、米国100%子会社のZeon Chemicais LP(ZCLP)が米国司法省からNBRの販売をめり競争制限取引の疑いで調査を受けていた問題が決着する見通しとなったことから、連結業績予想を修正すると発表した。

 ZCLPは13日、米国司法省との間で、連邦政府に対して10.5百万ドル(約11億4,500万円)を支払うことで合意が成立した。連邦地方裁判所もこの合意内容に従った判決を下すこととなり、同問題は正式決着する見通し。

 日本ゼオンでは、この支払い分は特別損失として今期の決算に計上する。このため05年3月期の業績予想を下方修正することにした。

【日本ゼオン・3月期(連結)業績予想】単位:百万円 ( )は前回予想
◇売上高   224,300(224,300)
◇経常利益  17,000(17,000)
◇当期純利益 6,700(7,800)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0113zeon.TIF