2005年01月14日 |
三菱樹脂「リサイクル三層の下水道用塩ビ継手」発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
三菱樹脂は14日、リサイクル原料を三層構造の中間層に使用した業界初の下水道用リサイクル三層硬質塩化ビニル継手「ヒシリサイクル三層継手」を開発、今春から販売を開始すると発表した。 現在販売している三層硬質塩ビ管や三層公共ますに、リサイクル三層継手が加わり、宅地と公道の境界付近に設置される公共ますから下水道本管の間をつなぐ「取付け管路」のオール・リサイクル化が実現することになる。 リサイクル継手には独自の射出成形技術を活用し、使用済みの塩ビ樹脂を中間層に、通常の塩ビ樹脂を内外層に使用した三層構造になっている。内外層は通常の塩ビ樹脂のため耐薬品性、水理特性に優れ、熱的性質や機械的強度も日本下水道協会の規格をクリアしている。 全国自治体では、環境に配慮した製品の調達(グリーン購入)が増えており、同社の公共工事向け下水道用配管材製品も、リサイクル品の売上げがこのところ順調に伸びているという。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0114mjushi.doc ○オールリサイクル化を実現した取付け管路配管図 http://www.chem-t.com/fax/images/0114mjushi3.jpg |