2005年01月14日 |
旭化成ケミカルズ、延岡で工場解体中に爆発事故 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成ケミカルズ |
14日午後1時55分ごろ、宮崎県延岡市にある旭化成ケミカルズの東海(とうみ)工場敷地内で、工業用硝化綿製造プラントを解体工事中に爆発が起こった。 同社によると、火災は発生しなかったが、現場にいた作業員6人がけがをした。1人が手首を骨折、残りは難聴などを訴えているが生命に別条はないという。 同社は03年7月、工業用硝化綿の営業権および技術をフランス・ベルジュラックNC社(国営会社SNPEグループの子会社)に譲渡しており、同プラントは04年9月から運転を停止していた。 事故のあった工場は、延岡の主力工場群から距離が離れており、他のプラントの操業に支障はない。またすでに工業用硝化綿事業から撤退しているため、同社の事業経営への影響もないという。 |