2005年01月17日 |
住友製薬、日本化薬に抗悪性腫瘍性抗生物質「カルセド」販売移管 |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:住友製薬、日本化薬 |
住友製薬(岡本康男社長)は17日、日本化薬(島田紘一郎社長)との間で昨年12月28日、抗悪性腫瘍性抗生物質「カルセド」(一般名:塩酸アムルビシン)の国内における販売を移管する基本覚書を締結したと発表した。 これに伴い日本化薬は、本年春頃から「カルセド」の販売を開始する。「カルセド」の市販後臨床試験を含む市販後調査業務は、住友製薬が日本化薬と協力して引き続き行う。 「カルセド」は、住友製薬が創製した世界初の全合成によるアントラサイクリン系抗悪性腫瘍性抗生物質で、「非小細胞肺癌、小細胞肺癌」の効能・効果の承認を取得している。また現在、悪性リンパ腫を対象とした効能追加の臨床試験を実施中。2002年12月に発売以来、国内で順調に売上を伸ばしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1105971307.doc |