2005年01月19日 |
東レ、中国でコンデンサ用ポリエステルフィルム増設 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:東レ |
東レは19日、中国でコンデンサ用ポリエステルフィルムの需要が増大しているため、現地合弁会社「儀化東レポリエステルフィルム有限公司」(YTP)の生産能力増強を決めたと発表した。 現在、江蘇省儀征市の工場に年産21,000トンの設備を持っているが、新たに1.5億元(約20億円)をかけて1,500トン増の同22,500トンとするもので、06年初の稼動入りを目指す。 今回増設するのは、極薄コンデンサ用ポリエステルフィルムの生産設備1系列で、主要機器は同滋賀事業場から移設する。 中国のコンデンサ用ポリエステルフィルム市場は、わが国家電・電子部品メーカーの進出や、現地コンデンサメーカーの拡大によりこのところ急成長しているが、中国内には供給メーカーがなく、多くは海外からの輸入に依存している。 YTP社では従来の包装用、工業材料用フィルムに加えて、コンデンサ用への進出を本格化させることで事業の拡大を図る。2010年までに売上高約8億元(100億円)を目指す。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1106120110.pdf |