2005年01月19日 |
エチレン用ナフサの輸入価格、12月は前月の500円安に |
10〜12月期の平均は前期比3,600円高の3万2,700円 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局が19日にエチレンセンター11社の速報を集計したところによると、エチレン用ナフサの昨年12月の輸入通関総数量は230万2,803トン、総金額は7億2,276万81ドルで、キロリットル当たりの平均単価は3万2,540円となった。トン当たりのドル単位の平均価格は455.9ドル。為替レートは1ドル=103.7円となっている。 キロリットル当たりの円単位の平均単価を前月の双方値に比較すると、508円(1.5%)の値下がりとなる。ドル単位の価格はトン当たり4.1ドル上がったが、為替が2.9円の円高となったため円単位ではわずかながら下がる結果となった。しかし前年同月に対比すると、逆に9,948円(44.0%)もの値上がりとなる。為替は4.9円の円高となったが、ドル単位の単価がトン当たり154.9ドル上がったことから円単位でも大幅なアップとなった。 この結果、昨年10〜12月期の輸入平均価格は同約3万2,700となった。総輸入数量が666万1,815キロリットル、総輸入金額が2,177億5,841万5,000円となったことによる。 平均単価を前期に比較すると約3,600円(約13%)高い。前年同期に対比すると、同1万900円(同50%)もの上昇ということになる。 エチレン用以外の用途向けも含めると、同期の輸入価格はさらに高くなる見通し。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1106120246.doc |