2005年01月20日
中外製薬、米ゼンコア社から抗体改良技術導入
【カテゴリー】:ファインケミカル(経営)
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬(永山治社長)は20日、米国ゼンコア社(カリフォルニア州)から抗体を改良する技術を導入するため契約締結したと発表した。

 ゼンコア社は、抗体分子の“Fc”と呼ばれる領域のアミノ酸配列を変えることで、がん細胞を殺傷する作用を向上させる技術(エックスマブ)をもっている。中外製薬は同技術が、がんをターゲットとする抗体の治療効果を高め、投与量を低減させることによって患者への副作用の緩和も期待できるとして導入を決断した。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1106213649.pdf