2005年01月24日
昭電、日本アマゾンアルミ株式 三井物産へ譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工、三井物産

 昭和電工(高橋恭平社長)は24日、同社が保有する日本アマゾンアルミニウム(本社:東京都中央区 高嶋伸享社長、NAAC) 株式を三井物産に譲渡したと発表した。受け渡しは20日に完了した。

 NAACは、日本・ブラジル間の経済協力案件として、アマゾン川流域でアルミニウム製錬事業を行っている「アルブラス社」に対し49%を出資する日本側投資会社で、民間企業32社(現在29社)と海外経済協力基金(現国際協力銀行)が出資して1977年に設立された。同社に対するこれまでの出資比率は、昭和電工3.21%(3,685.5千株)、三井物産2.75%(3,159千株)となっていた。

 昭和電工は、現在推進中の中期経営計画「プロジェクト・スプラウト」の中で、汎用アルミニウム事業については、事業再構築による構造改革を打ち出している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1106530603.doc