2005年01月24日
トクヤマ、廃プラ燃料化 第4期プラント起工
【カテゴリー】:経営(環境/安全)
【関連企業・団体】:トクヤマ、NEDO

 トクヤマは24日、徳山製造所内のセメント工場(南陽工場:山口県周南市)で、第4期廃プラスチック燃料化プラントの起工式を行ったと発表した。完成は05年11月、投資金額は18億円の予定。年間処理能力は4万トン。

 同社はセメント工場の原燃料代替として廃プラスチックの再資源化にいち早く着目し、1999年に年間処理能力1.5万トン(第1期)、2001年に3万トン(第2期)、03年には4万トン(第3期)と順次プラントの増設を図ってきた。しかし、その後も受け入れ拡大の要請が強いため、今回の第4期増設となった。

 この増設により、廃プラ燃料化プラントの年間処理能力は合計12万5千トンとなる。将来的には第5期、計16万5千トンまで増強する計画。
 
 なお、同プラントには独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの補助が決定している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1106544857.doc