2005年01月25日

三井化学、インド向け高密度ポリエチレン技術供与が発効

【カテゴリー】：経営（海外） 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学は25日、04年6月に締結したインド・GAIL社との高密度ポリエチレン製造第2プラント向け技術ライセンス契約が、同国政府の承認を得てこのほど正式発効したと発表した。プラント規模は年産10万トン、06年中に完工の予定。 　GAIL社は、1984年インド政府によって設立されたガス供給会社で、1993年にはウッタル・プラデシュ州パタに天然ガスを原料とする石化コンビナートを建設するなど、石化事業にも進出している。 　同コンビナートには現在、三井化学技術による年産10万トンの高密度ポリエチレン製造プラントが順調に稼動しており、引き続き第2プラントにも同社の技術を採用することにした。 　三井化学にとっては、高密度ポリエチレンの技術ライセンス供与はインド国内では3番目。全世界に向けたポリエチレン製造技術ライセンスでは41系列目、合計生産能力は年産450万トン超となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1106651220.pdf