2005年01月26日 |
三菱レイヨン、タイでBMAモノマー生産開始 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:三菱商事、三菱レイヨン |
三菱レイヨンは26日、グループ会社であるタイMMA社(本社:タイ国バンコック、池上隆司社長)が、新たにBMA(ブチルメタクリレート)モノマー年産1万トン設備を完成、今月から生産を開始したと発表した。 BMAモノマーは、アクリル系塗料用樹脂の原料で、アセアン地域では、自動車、オートバイ、家電、建築向けに塗料の需要が急拡大している。三菱レイヨンは、現在同モノマーを日本と中国で生産しているが、需要の拡大が見込まれるタイにも生産拠点を構築したことになる。 なおタイMMA社は、04年末デボトルネックにより、MMAモノマーの生産能力を2万トン増強し、年産能力を9万トンとしている。 【タイMMA社の概要】 ◇名 称:Thai MMA Co., Ltd. ◇所 在 地:本社:バンコク 工場:ラヨン県マプタプット ◇代 表 者:池上 隆司 ◇資 本 金:1,300百万タイバーツ ◇資本構成:三菱レイヨン45%、セメンタイケミカル45%、三菱商事 5%、バンコクシンセティクス5% ◇事業内容:MMAおよびBMAモノマーの製造、販売 ◇生産能力:MMA 9万トン BMA 1万トン(新設) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1106718699.doc |