2005年01月26日
千代田化工、米国大手電力に排煙脱硫技術ライセンス
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設は26日、米国の大手電力会社、サザン・カンパニー・サービス(SCS)社との間で、ジョージア・パワー社が所有するボーエン発電所1〜4号機の排煙脱硫装置向けに、CT−121プロセスの技術ライセンス及び付帯エンジニアリング・サービスを供与する締約に調印したと発表した。

 ボーエン発電所は、ジョージア・パワー社の主力石炭火力発電所で、出力は1、2号機が各75万キロワット、34号機はそれぞれ95万キロワットという大型発電規模。このため千代田化工は最大級のCT−121装置を4基建設する。

 CT−121排煙脱硫プロセスは、亜硫酸ガスの吸収液をスプレーする一般的な方法と異なり、吸収液中に排煙を直接噴出、混合するジェット・バブリング・リアクター方式を採用している。このため亜硫酸ガスや硫酸ミストの除去率が高いという。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1106722981.pdf