2005年01月26日
タカラバイオ、鹿児島大学と連携大学院設置
 先端バイオテクノロジー研究者養成へ
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:タカラバイオ

 タカラバイオ(加藤郁之進社長)と鹿児島大学(永田行博学長)は26日、民間研究所の人材や設備・施設を活用して大学院教育を行う「連携大学院」を今年4月から開設すると発表した。

 タカラバイオは同大学大学院 連合農学研究科 生物資源利用科学専攻 資源利用化学連合講座の博士課程ならびに修士課程で、同社の持つ先端バイオ技術と大学側の研究シーズを生かした教育研究活動を行う。

 鹿児島大学大学院 連合農学研究科(博士課程)は、同大学大学院と佐賀大学、宮崎大学、琉球大学の4大学院の農学研究科(修士課程)と、鹿児島大学大学院水産学研究科(修士課程)が連合して形成した。

 連携大学院に入学した学生は、同社の研究所で、食品機能を遺伝子レベルで解明するニュートリジェノミクス分野や遺伝子工学研究分野における研究指導を受ける。

 同社では学生の指導にあたり、生命科学企業のニーズにマッチした即戦力をもつ研究者を育成し、鹿児島大学との先進的な共同研究を推進していきたいといっている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1106723107.doc