2005年01月31日
カーボンブラック協会が05年需要見通しまとむ
04年比2.2%増、4年連続の成長を予想
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計)
【関連企業・団体】:カーボンブラック協会

 カーボンブラック協会は28日、カーボンブラックの05年の需要見通しを発表した。日本自動車タイヤ協会がまとめた自動車用タイヤの需要見通しや日本ゴム工業会が作ったゴム全体の需要見通しを参考にしながら作成したもの。
 
 それによると、05年の総需要量は前年の実績見込み量を2.2%上回って92万6,940トンになるとの結論になっている。4年連続の成長を見込んでいる。うち、ゴム用は2.3%増の86万5,240トンと予想している。ちなみに、04年の総需要量は前年比3.8%増の90万6,982トン(うちゴム用は4.0%増の84万5,682トン)になったと想定している。
 
 05年の見通しのうちの国内需要量は2.2%増の89万1,040トン、輸出は同3.3%増の3万5,900トンとなっている。
 また、輸入量は、04年の実績見込みが43.5%増の14万8,917トン、05年の見通しが22.8%減の11万4,940トンとなっている。

【関連ファイル】
資料
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1107130557.xls