2005年02月01日 |
昭電、子会社の昭和アルミビューテック解散 |
【カテゴリー】:経営(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は1日、100%子会社の昭和アルミビューテックを解散する方針を決めるとともに、04年12月期決算に引当金を計上すると発表した。 同社は中期経営計画「プロジェクト・スプラウト」で、汎用アルミ事業を「再構築事業」と位置付け、これまでに押出品事業の拠点集約化、アルミニウム地金の開発輸入会社、日本アマゾンアルミニウムの株式売却などを実施してきた。 昭和アルミビューテックは、主にアルミ押出品の川下事業を展開してきたが、主力とするエクステリア市場が縮小し、厳しい経営環境が続いている。このため、譲渡可能な事業・製品を売却し、その後は同社を解散する方針を決めた。 04年12月期決算には、連結で約3億円、単独で約17億円の引当金を特別損失として計上する予定。特別損失の計上については、04年11月16日発表の業績予想に織り込み済みという。解散は9月頃の予定。 【昭和アルミビューテックの概要】 ◇商号:昭和アルミビューテック株式会社 ◇本店所在地:東京都台東区東上野6-2-1 ◇代表者:岸 晃八 ◇事業内容:ポール、景観製品、道路資材、エクステリア製品、アルミ加工製品他 ◇設立年月日:昭和38年9月 ◇資本金:227百万円 ◇総資産:4,153百万円 (平成15年12月期) ◇従業員数:135人(平成16年12月末現在) ◇株主:昭和電工100% ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1107250260.doc |