2005年02月03日
BASF、ノニルフェノールエトキシレートの代替品「オイザポン」好調
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:BASF

 BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は3日、脱脂用薬品ノニルフェノールエトキシレートの代替品「オイザポン」の売上げが好調で、発売後の1年間に1,000 トン以上を全世界で販売したと発表した。

 好調な背景には、界面活性剤ノニルフェノールエトキシレートの販売・使用を禁止する欧州理事会指令2003/53/EC に基づく規制が、2005年1月17 日に施行されたことがあげられる。この規制による産業分野への影響の中で、特に大きいのは皮革業界だという。
 
 BASFは早くから代替製品の開発に取り組み、2003年10月、オイザポンを発売した。環境に優しく、経済生にすぐれているなどの特徴があるとしいう。なお、ノニルフェノールの販売・使用が禁止されているのは欧州だけだが、同社は現在日本でも現在販売しているという。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1107416644.pdf