2005年02月07日 |
1月のエチレン生産量、68万2,900トンと高水準を維持 |
月間生産規模としては史上4番目、実質フル稼働 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局が7日にエチレンセンター11社の速報を集計したところによると、1月のエチレン生産量は11社合計で68万2,900トンとなった。 前月比は0.4%増、前年同月比は0.4%減。定修実施プラントはゼロであった。 平均稼働率は99.8%で、前月を0.4ポイント上回っている。前年同月に比べると0.5ポイント下がっているが、実質はフル稼動の継続といってよい。単月ベースでは99年12月の69万7,400トン、00年1月の69万2,200トン、04年1月の68万5,800トンに続く史上4番目の規模となる。 各種誘導品の国内需要が引き続き好調なこと、主要誘導品の中国向け輸出が旧正月休暇明けから再び活発化する見通しとなってきたこと、アジア各地におけるエチレンプラントの春の定修が3〜4月に集中する見込みにあること--等が高稼働率維持の要因と見られる。 |