2005年02月10日 |
化学プラントの受注好調、04年は11%増 1.48兆円に |
【カテゴリー】:行政/団体(実績/統計) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が10日発表した04年12月の特定産業動態統計速報によると、エンジニアリング業全体の同月の受注高は1,027,819百万円で前年同月比138.5%と、2ヵ月連続の大幅増加となった。国内受注高は577,780百万円(92.5%)だったが、海外で中東向け化学プラント や製鉄プラントの大口受注があったことなどから国外受注高が450,039百万円(383.7%)と増加した。 2004年1−12月の受注高は、8,764,800百万円(95.0%)。内訳は国内6,482,713百万円(96.9%)、国外2,282,087百万円(90.0%)だった。 化学プラントの04年受注高は1,486,363百万円で、前年比111.2%と増加した。業界筋によると、このところプラント市場は地球温暖化問題への関心の高まりから、環境負荷の低い天然ガスの開発や、排煙脱硫装置などの引き合いが海外から増えているという。 |