2005年02月14日
三菱ガス化学、パプアニューギニアでDME計画
現地石油会社と協力、伊藤忠と共同FS
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:三菱ガス化学

パプアニューギニアの石油会社オイルサーチは11日、同国首都ポートモレスビーに近いナパナパ製油所の石化計画を進めるため、三菱ガス化学と伊藤忠商事との間で協力契約を締結したと発表した。

 天然ガスからメタノールをつくり、それを使ってジメチルエーテル(DME)を生産する計画で、三菱ガス化学と伊藤忠はプラントと市場開発の詳細FSを開始する。

 オイルリサーチはパプアニューギニアの石油・ガス会社で同国政府が18.25%出資している。

 三菱ガス化学と伊藤忠は、2001年6月に日揮及び三菱重工業と4社均等出資の日本DME株式会社を設立し、西オーストラリアのダンピアで、天然ガスから燃料用DMEを製造するためのFSを実施している。