2005年02月14日
中外製薬・永山社長が新中計発表
2010年の売上高3,600億円、営業利益率20%めざす
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:中外製薬

 中外製薬の永山治社長は14日「2010年の売上高3,600億円以上、営業利益率20%以上の確保をめざす」とした、05ー10年の新中期経営計画「Sunrise 2010」を発表した。

 02年10月ロッシュ・グループの傘下に入り、事業再構築を進めてきたが「2年間で社内体制を整え、売上げ、研究開発、コストのそれぞれでシナジー効果を発揮することができた」としたあと、2010年の目標として以下の3点をあげた。

(1)国内トップクラスのプレゼンス=国内第3位となる、シェア5%の確保
(2)国内トップの成長性=05−10年に新製品・適応拡大により制がん剤「EPOGIN]など10テーマ以上を上市する。
(3)ロシュとのWINーWIN=欧米でのMRAや有力テーマ導入

 また数値目標として「連結売上高3,600億円以上、営業利益率20%(720億円)以上の確保をめざす」ことを強調した。