2005年02月16日
旭硝子、旭テクノグラスを完全子会社化
スペシャリティ事業部門強化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭硝子

 旭硝子(門松正宏社長)は16日、旭テクノグラス(本社:千葉県船橋市、勝又雅之社長)を株式交換により完全子会社化(100%)すると発表した。

 旭テクノグラスは、1999年1月に旭硝子グループの旧岩城硝子が旧東芝硝子と合併。旭硝子グループにおける特殊ガラス分野の中核会社で、これまでに照明、食器、機能材料(電子・工業用材料)のほか理化学・バイオ、光学薄膜へと幅広い分野にわたって事業展開してきた。

 両社はグループとして成長戦略を構築してためには、経営資源を集約化し、より迅速、機動的な事業運営を推進していく方が得策と判断した。スペシャリティマテリアル事業部門の技術開発力強化などシナジー効果も大きいとしている。

 旭テクノグラスの資本金は現在7,233百万円で、旭硝子は64.34%を保有している。株式交換比率は1対0.50で、旭テクノグラス1株に対して旭硝子が新たに発行する株式0.50株を割当て交付する。株式交換期日は05年7月1日。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1108539499.pdf