2005年02月23日 |
日本ゼオン 、中国・上海市にシリコーンゴムコンパウンドの新会社 |
「瑞竹化工」年産240トン設備が5月稼動入り |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンは23日、100%子会社の瑞翁化工(上海)有限公司(南忠孝董事長)が近く中国・上海市にシリコーンゴムコンパウンドの製造・販売会社「瑞竹化工(上海)有限公司」を設立すると発表した。すでに営業許可を取得済み。 資本金は85万米ドルで、瑞翁化工(上海)と竹原ゴム加工(中島洋三社長)が各50%出資する。 工場は、日本ゼオンの中国における合成ゴムコンパウンドの製造・販売拠点である瑞翁化工(上海)の敷地内(上海市閔行区.庄工業区内)に建設する。生産能力は当初年間240トンで、2005年5月から商業運転を開始する予定。 シリコーンゴムは自動車、電器、建築などの分野で機能部品の原材料として使用され、中国内で需要が拡大している。また、中国への生産シフトを加速している日系部品メーカーの多様なニーズにも対応できる供給体制を整備する。 一方、2003年に設立した瑞翁化工(広州)有限公司(ゼオングループ70%出資)は昨年8月、年産能力5,000トンのゴムコンパウンド工場を完成させており、需要拡大が著しい中国市場でさらに同事業の拡大・発展を図る。 【新会社の概要】 (1)社名: 瑞竹化工(上海)有限公司 (英文名:TAKEHARA ZEON (SHANGHAI) CO.,LTD) (2)所在地: 上海市閔行区.庄工業区申南路380号 (3)資本金: 85万USドル (4)出資比率: 瑞翁化工(上海)有限公司 50%、 株式会社 竹原ゴム加工 50% (5)董事長: 中島 洋三 (株式会社 竹原ゴム加工 代表取締役社長) (6)生産能力: 240トン/年 (7)稼動開始: 2005年5月予定 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1109143613.pdf |