2005年02月23日 |
富山化学と三菱ウェルファーマ「メシル酸パズフロキサシン注射液」の効能追加承認 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:富山化学、三菱ウェルファーマ |
富山化学工業(中野克彦社長)と三菱ウェルファーマ(小峰健嗣社長)の両社は23日、両社が発売中のニューキノロン系抗菌製剤「メシル酸パズフロキサシン注射液」のレジオネラ属の効能追加承認を22日に取得したと発表した。 レジオネラ属は重症肺炎の主要な感染源となっているが、同剤は注射剤であることから、重症患者には特に有用性が高く、今回の効能追加で選択肢が広がったことは、レジオネラ属を感染源とする肺炎の治療に大きく貢献できるとしている。 同剤は、富山化学が創製。富山化学と三菱ウェルファーマが共同開発して、2002年4月11日に製造承認を取得、8月30日に薬価収載された。原薬は富山化学が製造し、両社がそれぞれ製品化して1物2銘柄(製品名:大正富山医薬品「パシル点滴静注液」、三菱ウェルファーマ「パズクロス注」)で発売している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1109145319.pdf |