2001年10月16日
経産省化学課、第6回アセアン政策対話12月6~7日開催
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:東ソー、経済産業省

 経済産業省化学課は6回目を迎えたアセアン各国との化学産業専門家会合を12月6~7の両日、ベトナムのハノイ市で開催することを決めた。

 アセアン各国は産業構造の高度化や生活水準の向上を背景に石化品需要が増大しているが、一方では環境や安全対策、投資環境整備などの重要課題をかかえている。

 このため同課ではアセアン各国の官民化学関係者と定期協議を開催し、情報の共有化を通じて相互理解を深めようと、1999年5月から年2回のペースで専門家会合を開催してきた。

 第6回会合では先に同課が策定した「世界の石油化学製品の国際需給見通し」を踏まえて、日本の化学産業政策のあり方を説明するほか、各国代表から環境問題にどう取り組んでいるのかについてレビューが行われることになっている。

 また各国ばらばらとなっている統計や資料の作成方法などについても統一に向けて意見交換する予定。

 参加国はベトナムのほかインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ラオス、ミャンマー、カンボジアの各国。

 日本からは化学課の本庄孝志課長や日化協国際活動委員長の太田垣啓一氏(東ソー常務)ら官民代表が出席する。