2005年03月02日 |
容リ協の引き取り活動、1月も順調 |
プラ製容器包装は特に高い伸び率 |
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体、実績/統計) 【関連企業・団体】:その他 |
(財)日本容器包装リサイクル協会による全国の市町村からの使用済み容器包装の引き取り活動は1月もおおむね順調に進んだ。 プラスチック製容器包装の引き取り総数量は4万1,883トンで、前年同月の実績を20.5%上回った。うち白色の発泡スチロール製食品用トレーは92トンで、3.4%増となっている。 この結果、プラ製容器包装の昨年4月からの累計は37万2,262トンとなった。前年同期の実績を21.7%上回っている。うち白色発泡スチロールトレーは925トンで3.2%減となっている。 同協会によるプラ製容器包装の今年度の引き取り予定量は、前年度の実績の27.5%増の46万9,150トン。それに対する1月までの進捗率は79.3%である。残る2ヶ月で目標をクリアできるかどうかは微妙。 一方、PETボトルの1月の引き取り数量は1万3,110トンとなった。前年同月比は1.0%増で、プラ製容器包装に比べると伸び率に大きな開きがある。もっともこれは、家庭からのPETボトルの分別収集がすでに7年目に入っていて飽和状態に近づいているせいではないかと見られている。この結果、4月からの累計は16万5,232トンとなった。前年同期を11.9%上回っている。同ボトルの今年度の引き取り予定量は前年度比110.%の19万1,314トンとなっている。1月までの進捗率は86.4%。したがって年度目標のクリアの可能性はかなり高いといえる。 【関連ファイル】 容リ協の1月の引き取り量 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1109719485.xls |