2005年03月07日 |
クラレ、自動車シート用面ファスナー「細巾タイプ」開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは7日、グループ会社であるクラレファスニング社が自動車シート固定用面ファスナー「モールドインファスナー」の新製品を開発したと発表した。はめ込みレール巾を従来の13ミリから8ミリへと細巾化したもので、深い溝や、曲線的で複雑な形状がより細かく表現できる。3月15日から発売開始する。 「モールドインファスナー」はポリプロピレン製。シート固定作業を軽減し、ウレタンクッション材と表皮材の分別も容易で、従来の金属ワイヤーを使用する「ホグリング工法」に比べて60%の軽量化を実現した。作業の自動化・生産効率の向上にもつながる。 自動車シートの高度化、デザインの複雑化に対応できるだけでなく、今年1月1日に施行された「自動車リサイクル法」に対応し、簡易分別化を可能にした。初年度売上高5,000万円、3年後3億円を見込んでいる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1110167012.pdf |