2005年03月07日 |
JSR、中国広東省佛山市にカーボンマスターバッチの生産拠点新設 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:JSR |
JSR(吉田淑則社長)は7日、グループ会社であるエラストミックス(本社:三重県四日市市、近藤素英社長)が、中国広東省佛山市に新会社を設立し、カーボンマスターバッチ(CMB)の新工場を建設することを決めたと発表した。 新会社は、エラストミックス100%出資で資本金350万米ドル。年産能力8,000トンで、2006年4月から商業生産を開始する予定。 広州地区は日系自動車メーカーの進出、増設に伴い、関連部品メーカーの進・増設が相次ぎ、中国で今後最も市場拡大が予想されている。新工場はこの需要増に応える。 新会社は、エラストミックス技術により、品質や生産性に優れる日本製ミキサーを導入、日本国内と同レベルの高い生産性と品質管理を目指す。また、既存の関連会社である天津国成橡膠工業有限公司(天津市)、福州国台橡膠有限公司(福州市)とあわせて3拠点とすることで、中国におけるCMB生産・供給体制の充実を図る。 【新会社の概要】 (1)会社名 :日密科偲橡膠(佛山)有限公司(英文名:ELASTOMIX(FOSHAN)CO.,LTD. (2)所在地:中国広東省佛山市三水中心科技工業区 (3)敷地面積:30,000平方メートル (4)会社設立時期:2005年3月(予定) (5)資本金:350万USドル (6)株主及び出資比率:エラストミックス100% (7)菫事長:近藤 素英 (エラストミックス社長) (8)稼動開始:2006年4月 (9)生産能力:年産8,000トン ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1110191382.tif |