2005年03月09日 |
ナフサの国際スポットが一段高に |
C&F/ジャパンは470ドル台が続く |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況) 【関連企業・団体】:なし |
原油の国際相場の高騰に歩調を合わせてナフサの国際スポット相場も各地で再上昇してきた。今週明けのトン当たりのオフアー価格なり契約家格なりは、日本向けも北西欧向けも470ドル台となっている。 うちC&F/ジャパンの平均は、先週半ばいらい471〜473ドルの高値圏に張り付いたままとなっている。今年に入ってからのボトムである1月第1週の価格に比べると95ドル前後高い。1週間前に対しても14〜15ドル上がっている。 北西欧の直近のCIF価格は472ドルで、1月初頭の価格に対しては100ドルの値上がりとなっている。1週間前と比較しても25ドル前後高い。 原油のスポット相場がWTIもドバイもベレントも軒並み再上昇していることによるもので、現在の為替レートがそのまま続くと最近の契約ものがわが国に到着する4月中旬から5月初旬にかけての円単位のCIF価格はキロリットル当たり3万4,700円となる。 |