2005年03月17日
経産省、ロンドンでの「エネルギー・環境閣僚会合」成果発表
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:環境省、経済産業省

 経産省は17日、ロンドンで15、16の両日開催された「エネルギー・環境閣僚円卓会合」では、低炭素社会の実現に向けた国際協力のあり方を中心に意見が交わされ、7月のG8サミット(英・グレンイーグルス)に組み入れられるだろうと、会合の成果を発表した。
 
 会合にはG8及び中国、インド、ブラジル、南アフリカ、インドネシアなど世界の主要20ヵ国のエネルギー・環境担当の各閣僚が出席。わが国からは小池環境大臣、平田経済産業大臣政務官、小西外務省地球環境問題担当大臣らが出席した。
 
 会合では「気象変動問題」の重要性に対する認識の共有とともに、今後は20ヵ国が連携して、低炭素社会の実現に向けた取り組みを前進させる必要があることを確認した。また、エネルギー安全保障問題や、貧困問題などにも取り組むこと、利用可能な優れた技術を世界規模で活用していくことが重要であること、などの点で一致した。