2005年03月18日 |
EPSの出荷、2月も前年同月を下回る |
主力の水産向けも1月に続いて前年割れ |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計) 【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会 |
発泡スチレン工業会が17日に集計したところによると、発泡スチレンビーズ(EPS)の2月の総出荷数量は1万2,770トンとなった。前年同月の実績を8.4%下回っている。今年に入って2ヶ月連続の前年同月割れとなった。 マイナス成長となった最大の要因は、最大消費分野である水産向け(魚箱向け)が10.5%もの減少となった点にある。1月の6.1%減に続いての2ヶ月連続の前年割れである。過去3ヶ月連続で前年同月を上回ってきたその他成型品向けも、わずか0.4%ながらマイナス成長となった。家電梱包向けも1.7%減となって連続成長記録が8ヶ月で途絶えた。前年同月を上回った需要分野は皆無となっている。 EPSの今年1月と2月の分野別出荷数量は別表の通り。 【関連ファイル】 EPSの2月の出荷 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1111106039.tif |