2001年10月12日 |
三菱レイヨン、タイMMAモノマープラント11月に定修を実施 |
需給一段とタイト化進む、アジア市況も上昇へ |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:旭化成、三菱ガス化学、三菱レイヨン |
三菱レイヨンは、タイのMMA(メチルメタクリレート)モノマープラントについて手直しを行うため11月から約2週間の予定で定修を実施する。同MMAプラントは今年1月に年産7万トンに増設を実施しているが、手直しを行うため、今回の低修を行うことに決めたもの。 同社は、国内では先月26日から大竹事業所でC4法プラントの定修を実施中であることから玉不足状況となっており、購入玉による供給に踏み切っている。 MMAモノマーは、同社の他、この秋には旭化成、三菱ガス化学などの国内メーカーを中心に定修が相次いで実施されることから、一段と需給タイト化が進んでいる。 こうした状況からアジアのMMAモノマー市況も、台湾のKMCなど主力メーカーが値上げをアナウンスし始めており、CIF・トン1,300ドル台へ上昇するものと見られている。 |