2005年03月22日 |
宇部興産、北米アルミホイール子会社を解散 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:宇部興産 |
宇部興産は22日、北米アルミホイール事業を再編するため、UBE Automotive North America Mason Plant,Inc.(Mason)と、持株会社であるUBE Corporation (USA)の 両社を3月31日付で解散し、Masonの事業はカナダ・オンタリオ州にもつ製造拠点、UBE Automotive North America Sarnia Plant,Inc.(Sarnia)に集約すると発表した。 Mason 社は1989年7月、宇部興産の100%出資により米国オハイオ州に設立。高級車市場を中心に市場を拡大してきた。しかし最近は、中国品の台頭などから市場競争が激化、さらに2003年には、労働協約更新の際の労使紛争に伴う生産性の著しい低下が加わり、大幅な赤字に転落していた。 このためMason社を解散し、Sarnia 社に事業を集約することで北米アルミホイール事業を再建することにした。宇部興産グループのアルミホイール事業は、日本と北米市場を対象としたSarnia 社の2極体制となる。 宇部興産はMason社の解散に伴い、連結・単独ベースともに、68億円の特別損失を計上する。UC社解散による連結・単独決算に与える影響はない。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1111464644.pdf |