2005年03月22日
ナフサのC&F/ジャパン、3日連続で500ドル台
北西欧のCIF価格も500ドル弱の高水準
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 原油のスポット相場と同様に、今週明けのナフサの国際スポット価格も引き続き各地で高値に張り付いたままとなっている。
 中でも日本の商社や石油精製企業向けのオファーならびに契約価格が高く、C&F/ジャパンの平均価格は先週後半以降3日連続のトン500ドル超えとなっている。エチレンセンター筋の調べによると、21日の平均は506ドル強で史上最高値を更新した模様。
 
 C&F/ジャパンに先行するかたちで上下するのが通常の北西欧のCIF価格は、今週に入って若干下がっているが、それでも依然として500ドルを4ドル前後下回る高水準にとどまっている。原油の北海ブレントもののスポット相場が高値を維持していることによるもの。