2005年03月23日 |
藤沢薬品、「セフゾン」原薬を全量エーピーアイに製造委託 |
【カテゴリー】:ファインケミカル(経営) 【関連企業・団体】:藤沢薬品 |
藤沢薬品工業とエーピーアイコーポレーション(成田嘉宏社長)の両社は23日、藤沢薬品が製造・販売している医療用医薬品経口用セフェム系製剤「セフゾン」(一般名:セフジニル)の原薬製造について、海外向けもエーピーアイに製造委託することになったと発表した。 藤沢薬品は、最適生産体制を構築するため生産体制の統合・再編に取り組んいる。本年4月には山之内製薬と合併してアステラス製薬を誕生させるが、グローバル競合に対応しコスト競争力を強化するため、アウトソーシングの積極的活用を図っていく方針。 「セフゾン」の原薬製造は、これまで国内向けはエーピーアイ(当時は三菱化学)に製造委託してきたが、今後は海外向けを含めすべてを同社に委託することにした。 エーピーアイコーポレーション(APIC)は02年10月、三菱化学グループのスペシャルティケミカル分野による独創的開発型企業として、三菱化学グループが有するバイオ技術、有機合成、プロセス技術などの研究開発力をベースに発足。高度なGMP対応力と工業化技術を活かして医薬中間体、原薬事業において国内トップクラスの売上を達成している。 【株式会社エーピーアイコーポレーションの概要】 ◇本社:〒541-0046 大阪市中央区平野町2-4-9 大和平野町ビル ◇設立 :2002年10月 ◇代表者 :成田 嘉宏 ◇事業概要 :医薬原体・医薬中間体・治験薬製造受託・R&D 受託・化成品・試薬等の製造販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/search.php?RCODE=3294 |