2005年03月24日 |
化学工業の海外売上高 04年度大幅増見込み、経産省が調査 |
【カテゴリー】:行政/団体(経営) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は23日「わが国企業の海外での生産比率、経常利益は過去最高になった」とする、03年度の海外事業活動状況(基本調査概要)をまとめた。全産業の現地法人の売上高は、144兆6,480億円で前年度比4.8%増加した。04年度も引き続き中国、ASEANなどアジア地域を牽引役として好調で、売上高は7.1%増の154兆9,339億円が見込まれるとしている。 業種別で化学工業を見ると、03年度の売上高は5.9%増の59,129億円、全製造業12業種のうちでは輸送機械の262,158億円、情報通信機械の147,377億円に次いで第3位だった。04年度見込みは10.6%増の65,404億円としている。上位の順位は変らない。 【化学工業の海外生産状況】(04年度は見込み) <売上高>(億円、%) ・02年度=55,834(8.4) ・03年度=59,129(5.9) ・04年度=65,404(10.6) <海外生産比率>(%) ・02年度=13.4 ・03年度=13.6 <税引後当期純利益>(億円、%) ・02年度=3,848(139.0) ・03年度=3,985(3.6) <設備投資額>(億円、%) ・02年度=2,282(▲12.9) ・03年度=1,809(▲20.7) ・04年度=2,273(25.7) |