2001年10月11日 |
ノーベル化学賞の野依氏、17日の新化協国際シンポで基調講演 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:住友化学、デュポン、三菱化学 |
晴れのノーベル化学賞受賞が決った、名古屋大学の野依良治教授が17日に横浜市で開催される新化学発展協会の国際シンポジウムに出席し『21世紀における化学の可能性』をテーマに基調講演を行う。「講演はかなり以前から決っていました。今回の受賞は偶然ですがうれしい」と事務局、受賞後の“第一声”に期待が高い。 シンポジウムは新化協が毎年内外から第一線の学者や経営者を講師に招いて開催しているもので今年は8回目、「21世紀の化学産業を先導する新化学」がテーマ。会場は横浜市西区の横浜ベイシェラトンホテル。 午前9時40分からの開会式に続き、10時から40分間にわたり野依教授が化学の可能性を中心に基調講演を行うことになっている。 このあと一般講演に入り、住友化学の香西昭夫会長や米イーライリリーのサンチェキム副社長、米デュポンのトーマス・コネリー上席副社長、三菱化学生命科学研究所長の米本昌平研究室長、ドイツ・デュアルシステム社のゲルハルト。ファールバッハ取締役の5氏がそれぞれ研究開発のあり方や経営戦略について講演する。 閉会は午後4時30分の予定。参加は500人まで。問い合わせは同協会事務局(03-3294-8031)まで。 |