2005年03月30日 |
PE袋の2月の輸入も前年の6.4%増と活発 |
中国品が依然として全体の4割強を占める |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:財務省 |
財務省が30日にまとめた2月の輸入通関速報によると、PE袋の2月の輸入数量は2万8,646トンとなった。 1月の実績を17.5%下回っているが、これは最大の対日輸出国である中国の加工メーカーと通関当局が旧正月期間に長期休暇を取ったことによるものと見てよさそう。 しかし、前年同月に比べると6.4%増なので、引き続き活発な輸入が行われたと言うことができる。 注目のCIF価格の平均は、1キログラム当たり180円となった。昨年11月以降の高値が2月も維持されたことになる。もっとも、国によってかなりの格差があり、フィリピン品は158円で平均を大きく下回っているが、台湾品は203円と高値を維持している。 中国品は全体の42%を占め、伸び率も平均を大幅に上回って15.1%に達している。平均単価は181円。過去3ヶ月を1〜2円下回るていどであり、安定しているといえる。 PE袋の主要国別の2月の輸入通関速報は別表の通り。 【関連ファイル】 PE袋の2月の輸入通関実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1112151571.xls |