2005年04月13日 |
PSPの3月の出荷、3ヶ月振りに1万トンの大台超え |
04年度トータルは11万6,030トンで2.9%減 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計) 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会が12日に集計したところによると、同シート(PSP)の3月の総出荷数量は1万440トンとなった。昨年12月の1万620トンいらい3ヶ月振りの1万トンの大台超えである。 ただし、前年同月の実績に対比するとわずか0.7%の小幅ながらマイナス成長ということになる。一般反品種が好調で前年同月を9.2%上回ったものの、主力のトレー反品種が依然として不調で3.9%減となったことが大きく影響している。 この結果、04年度(04年4月〜05年3月)の総出荷量は11万6,030トンとなった。前年度の実績を2.9%下回っている。この場合も一般反品種は着実な伸び(1.3%増)を遂げ、またラミネート丼品種もわずか(0.8%増)ながらプラス成長となったが、メーンのトレー反品種が4.8%減と低迷、加えてラミネート一般品種が12.8%もの大幅減となったためトータルでは引き続き前年度割れとなった。 一方、05年1〜3月の累計は2万7,300トンとなった。前年同期を1.2%下回っている。一般反品種は4.5%増となったが、他の3品種がいずれも前年同期を下回った。トレー反は3.5%減と低迷している。 PSPの3月と04年度トータルの出荷実績は別表の通り。単位はトン。 【関連ファイル】 PSPの3月の出荷実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1113382736.xls |