2001年10月10日
か性ソーダ、8月内需大幅減、在庫13万トン台に
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ソーダ工業会

 日本ソーダ工業会は10日、8月のか性ソーダ生産、出荷実績をまとめた。
 生産は前年同月比1.2%減の36万5,848トンで3カ月連続の前年割れとなったが、前月比では4,346トン増加した。
 出荷は自家消費が前年比3.3%減の9万1,737トン、国内販売が同9.1%減の19万6,756トン、内需計同7.3%減の28万8,493トンと国内景気低迷の影響から減少が続いている。
 一方、輸出は前年比18.3%増の7万4,489トンと大幅増加した。タンカーの配船事情によると工業会では説明している。
 内需と輸出を合計した全出荷量は36万2,982トンで前年比3.0%の減少、前月比では2万3,826トン増加した。
 この結果、在庫は前月比7.5%増の13万263トンと、3月以来の13万トン台記録となった。