2005年04月20日 |
旭化成ケミ 精密ろ過膜大幅増強、中国進出も |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズ(藤原健嗣社長)は20日、急拡大する世界の水処理需要に対応するため、富士支社(静岡県富士市)内の水処理専用精密ろ過膜「マイクローザ MF」設備の増強に着手したと発表した。本年9月の稼動を目指し、生産能力を現在の年産2万本から3万本へと世界最大規模に拡充する。 また、水不足が懸念され今後着実な成長が予想される中国でモジュール組立工場の建設を検討しており、候補地を選定中である。 一連の生産能力増強とともに、生産プロセスの革新による製造コストダウン、膜モジュールの透水性能アップおよび膜の耐久性の長期化を図る。これにより従来の半分近い造水コストを実現し、浄水膜のグローバルスタンダードを目指す。 【国内増強計画の概要】 (1)工場立地:静岡県富士市(旭化成ケミカルズ・マイクローザ工場) (2)能力増強:年産10,000本(合計能力同30,000本) (3)稼動時期:2005年9月予定 【中国での組立工場計画の概要】 (1)能力:年産30,000本(見込み) (2)稼動時期:2006年春予定 (3)工場立地:数ヵ所を候補に検討中 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1114059016.doc |