2005年05月19日 |
PSPの4月の出荷、4ヶ月振りの前年同月超えに |
一般反の好調で合計は2ヶ月連続の1万トンの大台 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(行政/団体、実績/統計) 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会が18日に集計したところによると、同シート(PSP)の4月の総出荷数量は2ヶ月連続の1万トンの大台超えの1万50トンとなった。前年同月の実績を1.0%上回っている。PSPの単月の出荷の前年同月超えは、昨年12月の3.3%増いらい4ヶ月振りのこと。 4月の出荷実績の中では、一般反の伸びの大きさが注目される。前月に続いて2,000トンの大台乗せの2,200トンとなり、前年同月に対する伸張率は12.2%に達している。消費量が最も多いトレー反は引き続きマイナス成長となっている。ただし、縮小率はわずか0.2%にとどまっている。反面、ラミネート用は丼向け品種も一般品種も低迷している。 この結果、今年1月から4月までの出荷の累計は3万7,350トンとなった。前年同期比は0.6%減で、ほぼ横並びと言える。うち一般反は6.4%増えているが、主力のトレー反の2.6%減をカバーするまでには至らなかった。 PSPの出荷の4月の実績と1〜4月の累計は別表の通り。 【関連ファイル】 PSPの4月の出荷実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1116462877.xls |