2005年05月27日
04年度の廃家電4品目引取量 6.6%増の1,122万台
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体)
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省は27日、04年度の家電メーカーによる廃家電4品目(エアコン、テレビ、電気冷蔵庫、電気洗濯機)のリサイクル実績を発表した。
 
 全国の指定引取場所が引き取った廃家電4品目は、前年度比7.2%増の1,122万台、また全国44ヵ所の家電リサイクルプラントに搬入された廃家電4品目は、6.6%増の1,121万台だった。
 
 同年度の家電4品目の国内出荷は前年度比4%の増加なので、引取台数の増加率が国内出荷増加率を上回ったことは「同法およびリサイクル制度が広く消費者に理解され、定着していることを示している」と同省環境リサイクル室では話している。
 
 リサイクルプラントに搬入された廃家電は、分解して鉄、銅、アルミニウム、ガラス等を有価物として回収しているが、再商品化率はすでに法定基準を上回っている。
 
 <04年度の廃家電リサイクル状況総括>
◇指定引取場所での引取台数(千台)
・エアコン:1,814
・テレビ:3,786
・冷蔵庫、冷凍庫:2,801
・洗濯機:2,813

◇再商品化等処理重量(トン)
・エアコン:79,044
・テレビ:103,200
・冷蔵庫、冷凍庫:161,131
・洗濯機:85,764