2005年05月27日 |
カネカ、液体か性ソーダ 来月21日から5〜7円値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:カネカ |
カネカは27日、液体か性ソーダの値上げを発表した。6月21日出荷分から、キログラム当たり5〜7円値上げする。 昨年2度にわたり、キログラム当たり計8円の価格修正を行ったが、原料塩及び燃料用石炭等の高騰による急激なコスト上昇が吸収できていない。また、液体か性ソーダは運送費の比率が高く、さらなるコスト上昇を余儀なくされている。 同社の主要輸出先である豪州のソーダ需要は、今後も堅調に推移すると見られ、加えて、米国西海岸及び東南アジアからの引き合いが活発化している。国際市況は今後トン当たり300ドル(FOB JAPAN)前後で推移すると予測され、国内と海外の価格差は依然解消されていない。 一方、国内も堅調な伸び(平成16年度は対前年2.5%の伸び)が継続しており、今年の夏場にかけ一段の需給逼迫が予想される。こうした状況下で、事業の継続並びに安定供給の継続のために、製品価格の修正をせざるを得ないと判断した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1117180963.doc |