2001年10月03日
藤沢薬品工業、グルコン酸ナトリウムの欧州委員会の決定は「遺憾」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:藤沢薬品

 藤沢薬品工業は3日、日本時間の2日、工業薬品グルコン酸ナトリウムの欧州での独占禁止法違反容疑について、欧州委員会から決定通知を受けたと発表した。
 それによると同社をはじめ数社が対象となっており、同社に対する課徴金額は3.6 百万ユーロ(約4億円)となっている。
 1990 年代前半のグルコン酸ナトリウムの欧州での販売で、欧州委員会からこのような決定を受けたことは、まことに遺憾だとしている。同社は、欧州委員会の調査に全面的に協力してきたが、この決定を受け入れるかは、今後社内で慎重に検討して決める。なお、欧州委員会の決定を不服とする場合は、欧州裁判所への提訴が可能だという。