2005年06月03日
協和発酵、抗悪性腫瘍剤 で「乳癌」の効能追加
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:協和醗酵

 協和発酵は3日、非小細胞肺癌の治療剤として販売中の抗悪性腫瘍剤 ナベルビンR注(一般名:酒石酸ビノレルビン)で、このほど「手術不能又は再発乳癌」の効能・効果の追加承認を取得したと発表した。

 同剤は、フランス・ピエールファーブルメディカメンが開発した植物由来のビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤で、日本では同社が1999年から輸入、販売してきた。海外では、非小細胞肺癌および進行再発乳癌の治療剤として、すでに70ヵ国以上で販売されている。日本で乳癌の効能・効果の追加承認を得るため、同社は国内で臨床試験を実施し、申請していた。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1117769712.doc