2005年06月06日 |
昭和電工、東日本地区のアルミ板事業を集約・強化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工(高橋恭平社長)は6日、東日本地区のアルミニウム圧延板(アルミ板)の営業機能ならびに、昭和電工堺アルミ(本社:大阪府堺市、渡辺芳一社長=SSK)のアルミ板加工工程を、10月から100%子会社の昭和電工アルミ販売(本社:大阪市阿倍野区、米山正吉社長=SDAT)に移管すると発表した。 同社は2004年1月、西日本地区におけるアルミ板営業機能をSDATに統合し、メーカー・販売代理店の重複する営業機能の集約化と効率化を実施したが、さらに東日本地区にもこれを拡大し、アルミ板事業の強化を図ることにした。これに伴い、SDATは東京に営業所を開設する。 またSSKは、アルミ板とコンデンサー向け高純度電解箔を生産しているが、今回、アルミ板は前工程に特化し、後工程(加工工程:加工、裁断、梱包、出荷等)はSDATに一括移管することにより、加工工程の最適化を図ることにした。これを機に「JIS5000番台」のアルミ板も生産、品揃えを多様化する。 またSDATは、アルミ板の販売品目拡充により、現在約1,300トンの月間販売量を1,500トンに増大し同事業の収益拡大を図る。 【昭和電工アルミ販売株式会社(SDAT)の概要】 (1)本社:大阪市阿倍野区西田辺町1-1-1 (2)代表者:取締役社長 米山 正吉 (3)資本金:249百万円(昭和電工100%出資) (4)従業員数:89名 (5)売上高:約153億円(2004年12月期) (6)営業拠点:大阪、福岡、徳島、沖縄 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1118024341.doc |