2005年06月10日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PSPの5月の出荷、前月に続いての前年同月超え | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
三菱FPの撤退後初めて全品種が前年同月を上回る | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【カテゴリー】:実績/統計(行政/団体、原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
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発泡スチレンシート工業会が9日に集計したところによると、同シート(PSP)の5月の総出荷数量は9,340トンとなった。前年同月の実績を3.8%上回っている。4月に続いての2ヶ月連続の前年同月超えとなった。 この中では、トレー反、一般反、ラミネート丼用、ラミネート一般用--の計4品種全てが前年同月を上回っている点が注目される。三菱化学フォームプラスティックが撤退して同工業会の統計対象企業が現在の4社になった01年1月以降では初めてのケース。同シートの大手加工メーカーでは、全体に需要が上向き傾向となってきたことによるものと分析している。 4品種のうちの最大消費品種であるトレー反用の出荷は5ヶ月振りの前年同月超えとなった。一般反用は3ヶ月連続に、またラミ丼用は3ヶ月振りに、さらにラミ一般用は9ヶ月振りにそれぞれ前年同月を上回った。 この結果、今年1月から5月までの出荷の累計は4万6,690トンとなった。前年同期の実績を0.2%上回っている。トレー反、ラミ丼、ラミ一般の3品種の前年割れを一般反用の7.3%増がカバーしている。 発泡スチレンシートの5月の出荷実績と1〜5月の累計は別表の通り。
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