2005年06月14日 |
新日本石油、仙台製油所に石化プラント |
キシレン30万トン、プロピレン10万トン 07年度完成 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:新日本石油 |
新日本石油は14日、精製部門である新日石精製・仙台製油所(和田昭二所長)に石油化学プラントと副生ガスを利用した発電設備を建設すると発表した。キシレン年産30万トン、プロピレン同10万トン設備などを建設する。総投資額は約600億円、07年度の運転開始を見込んでいる。 同社は、中国市場を中心に石化製品の需要は今後さらに拡大するとみて、事業戦略を策定してきた。その一環として、とくに需要の増加が見込まれるプロピレンとキシレンの増産設備を建設することにした。 ◇連続触媒再生式プラットフォーミング装置(キシレン):年産30万トン能力 ◇ベンゼン抽出装置(ベンゼン):年産6万トン ◇プロピレンスプリッター装置(プロピレン):年産10万トン ◇ガスタービン発電設備(電力):約10万キロワット ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1118740273.tif |